ショパンが1830年に作曲したピアノ協奏曲です。同年10月11日にショパン自身のピアノ独奏により初演されています。ショパンは生涯でピアノ協奏曲を2曲しか残しませんでしたが、第2番に比べて第1番は華やかで規模も大きいものです。この曲には故郷ワルシャワへの惜別の念が込められていると言われます。ピアノの詩人と呼ばれたショパンもオーケストレーションは苦手だったと言われ、この曲の自筆譜はほとんど残っていません。現在演奏されている楽譜はほぼ他人によってオーケストレーションされた可能性が高いと言われています。
楽譜はLothar Windspergerによってピアノ独奏に編曲されたものです。深い憂愁をたたえた第1主題と少し希望を感じさせる第2主題を中心に三部形式で編曲されています。演奏時間は約4分です。難しいところは省略されていますので、中級程度で弾けるようになっています。
楽譜はLothar Windspergerによってピアノ独奏に編曲されたものです。深い憂愁をたたえた第1主題と少し希望を感じさせる第2主題を中心に三部形式で編曲されています。演奏時間は約4分です。難しいところは省略されていますので、中級程度で弾けるようになっています。