「我は海の子 白波の~」で始まる文部省唱歌です。歌詞は海辺の小さな家でたくましく育つ男の子の姿を描いたものです。1番の歌詞に出てくる「苫屋」とは「粗末な家」という意味です。現在歌われているのは3番までですが、実は全部で7番まであり、最後は軍艦が登場するところが時代背景を反映しています。メロディーは跳躍進行が多く使われ、広い音域を上下することからダイナミックで力強い印象があります。勇ましい歌詞とともに男性が好きな唱歌の上位にランクされています。