後期ロマン派の大作曲家ブルックナーの稀少なピアノ曲の一つです。タイトルの通り、秋の夜に思いふけるようなしっとりと哀愁を帯びた小品です。どこかショパン風でもあり、交響曲のイメージからはかけ離れたブルックナーの知られざる一面に驚くことでしょう。1863年の作品で曲は8分の6拍子、3部形式で書かれています。
右手の複声部がありますが、演奏自体は難しくなく初級~中級程度だと思います。中間部はドイツ語の指示通り、「心持ち速く」弾きます。
右手の複声部がありますが、演奏自体は難しくなく初級~中級程度だと思います。中間部はドイツ語の指示通り、「心持ち速く」弾きます。