「年の初めの ためしとて~」で始まる小学唱歌です。曲名は「いちげついちじつ」と読みます。出雲大社宮司であり政治家であった千家尊福(せんげ たかとみ)によって作詞され、明治26年に官報に公示されています。昭和20年の終戦を迎えるまで全国の小中学校では元日に登校して天皇陛下の御真影に最敬礼し、「君が代」とこの歌を合唱する慣わしがありました。その後、学童らは紅白まんじゅうなどのお菓子をもらって下校したそうです。
歌詞は非常に古めかしい表現で現在学校で教えられることはありませんが、今でもテレビの正月番組などで盛んに歌われていることから、年代を問わず日本人なら誰もが耳にしたことのある正月の歌です。
歌詞は非常に古めかしい表現で現在学校で教えられることはありませんが、今でもテレビの正月番組などで盛んに歌われていることから、年代を問わず日本人なら誰もが耳にしたことのある正月の歌です。