明治43年の『尋常小学読本唱歌』に掲載された文部省唱歌です。当時、作者は伏せられていましたが、国文学者で国定教科書の編纂に携わった芳賀矢一の作詞であることがわかっています。
歌詞は全部で8番まである長いもので、鎌倉の名所旧跡を紹介する観光案内的なものになっています。これを歌うだけで歴史の勉強にもなるという優れたものです。メロディーは遠い昔を偲び、世の無常を憐れむような憂いに満ちています。
戦後この歌は教科書にも載らなかったようで自分もまったく聴いたことがありません。おそらく高齢の方だけが親しみを持って歌い継いでいるのでしょう。しかし一度聴いてなかなか味わい深い歌だと思いました。
歌詞は全部で8番まである長いもので、鎌倉の名所旧跡を紹介する観光案内的なものになっています。これを歌うだけで歴史の勉強にもなるという優れたものです。メロディーは遠い昔を偲び、世の無常を憐れむような憂いに満ちています。
戦後この歌は教科書にも載らなかったようで自分もまったく聴いたことがありません。おそらく高齢の方だけが親しみを持って歌い継いでいるのでしょう。しかし一度聴いてなかなか味わい深い歌だと思いました。