16世紀のイタリアで作られた作者不詳のリュート曲をもとにしてレスピーギが弦楽合奏用に編曲した組曲『リュートのための古風な舞曲とアリア』に含まれる一曲です。中でも第3組曲の第3曲「シチリアーナ」が最も有名で、曲名は知らなくてもこのメロディーを聴いたことがある人は多いと思います。日本では1999年にカゴメ(株)の「アンナ・マンマ」のテレビCMでリュート奏者つのだ・たかしが演奏したこの曲が使われ、問い合わせが殺到したそうです。その後、急遽CDがリリースされてスマッシュヒットしました。淋しさの中にもどこか明るさが入り混じった不思議な曲調で、清々しい雰囲気にあふれることから日本人に受け入れられたのだと思います。
レスピーギが編曲したピアノ独奏版はとても難しいので、弾きやすいようにアレンジしました。わかりやすいようにコードネームも付けてあります。リュートの雰囲気が出るように、アルペジオ記号の付いた和音は時間差を付けて弾いて下さい。左手のオクターブ重ねが難しい方は単音で弾いて下さい。
レスピーギが編曲したピアノ独奏版はとても難しいので、弾きやすいようにアレンジしました。わかりやすいようにコードネームも付けてあります。リュートの雰囲気が出るように、アルペジオ記号の付いた和音は時間差を付けて弾いて下さい。左手のオクターブ重ねが難しい方は単音で弾いて下さい。