ショパンの死後に出版された遺作で、1829年、ショパン19歳のときの作品です。感傷的でスラヴ的な哀愁をたたえた旋律が大変美しい佳作です。演奏が比較的平易なため、ショパン入門としてよく演奏されます。
曲は簡潔な3部形式になっています。主部は深い哀愁をたたえたロ短調で始まりますが、中間部はロ長調に転調して跳ねたリズムが印象的です。再現部は主部を繰り返しますが、一部省略されています。
曲は簡潔な3部形式になっています。主部は深い哀愁をたたえたロ短調で始まりますが、中間部はロ長調に転調して跳ねたリズムが印象的です。再現部は主部を繰り返しますが、一部省略されています。