1978年5月5日に発売されたさとう宗幸のデビュー作となるシングルです。当時NHK-FM仙台でDJをしていたさとうはリスナーから寄せられた詩に曲を付けて歌にする活動を行っていました。リスナーだった星間船一が作った失恋の詩をもとにしてさとうが作曲し、青葉城恋唄が完成しました。レコード会社は無名だったさとうを売り出すため、人気コーラスグループ「ダーク・ダックス」に歌わせ、さとうの歌唱と競わせる戦略をとりました。当初はダーク・ダックス版の方が売れていましたが、さとうの歌う青葉城恋唄が地元仙台で盛んに流されるようになると、やがてダーク・ダックス版を追い越すようになり、さとう宗幸の名が全国的に知られるようになりました。その年の第20回日本レコード大賞・新人賞に選ばれ、最終的に110万枚の売上を記録しています。今では仙台のご当地ソングとして「杜の都」の名を全国的に知らしめるようになりました。
楽譜はイントロ・間奏を含むフルコーラスで、五線下に歌詞が付いています。
楽譜はイントロ・間奏を含むフルコーラスで、五線下に歌詞が付いています。