「ロシア五人組」の一人として知られるムソルグスキーが、若くして亡くなった親友ヴィクトル・ハルトマンの遺作展で見た10枚の絵の印象をピアノ組曲として作曲したものです。単に10曲を並べただけではなく、その合間に「プロムナード」と呼ばれる前奏曲が演奏されることが特徴で、これだけが独立して「展覧会の絵」の代名詞になっています。このプロムナードは10枚の絵を見ながら歩くムソルグスキー自身を表していると言われています。後にラヴェルによって管弦楽曲に編曲され、今日演奏されるようなスタイルになりました。
楽譜はピアノ独奏の原曲をもとに、少し弾きやすくアレンジしてあります。
楽譜はピアノ独奏の原曲をもとに、少し弾きやすくアレンジしてあります。