「森へ行きましょう 娘さん~」で始まる誰もが知っている童謡ですが、ポーランド民謡であることはあまり知られていません。1955年にワルシャワで開かれた世界青年学生祭典のコンサートで歌われたポーランド西南部シレジア地方の民謡『シュワ・ジェヴェチカ』(Szła dzieweczka)を、参加者の一人であった九大生の荒谷俊治が採譜し、同じく参加者であった東大音感合唱団のメンバーが帰国後に日本語の歌詞をつけて紹介しました。その後、1961年10月から11月にNHK「みんなのうた」で放送され、子供から老人まで全国的に知られるようになりました。