「雪の降る夜は楽しいペチカ~」で始まる童謡です。ペチカ(печка)とはロシアで普通に使われているレンガなどで造った暖炉兼オーブンのことです。日本には1880年頃、開拓使によって北海道に伝わりました。この歌は北原白秋の詞に山田耕筰が作曲したもので、大正13年(1924年)の『満洲唱歌集/尋常科第一・二学年用』に初めて掲載されています。歌詞からはパチパチと燃えるペチカの暖かさと春を待ち焦がれる気持ちが生き生きと伝わってきます。
楽譜には巻末に歌詞を付けてあります。
楽譜には巻末に歌詞を付けてあります。