「春の小川は さらさら行くよ~」で始まるおなじみの唱歌です。1912年に発表された文部省唱歌で、当時は作者の名は伏せられていました。オリジナルの歌詞は「春の小川は さらさら流る」でしたが、後に口語体に書き換えられています。ほとんど全てが4分音符だけでできている珍しい曲ですが、その単調なリズムによって小川がさらさらと流れる様子が表現されているような気がします。