「ピアノのための10の小品」に含まれる第9曲で、シベリウスが1892年ウィーンから帰国した後に結婚した妻アイノへの想いが込められていると言われています。ピアノ曲ながら重厚でスケール感があり、「フィンランディア」を彷彿させるような北欧的な旋律が現れます。静謐さと寂寥感にあふれた美しい作品です。
技巧的にそれほど難しくはありませんが、音数が多いため指が届かないところはペダルを使用して右手と左手を役割分担しながら弾く必要があります。53~54小節目の細かい音符は拍子を無視して弾きます。
技巧的にそれほど難しくはありませんが、音数が多いため指が届かないところはペダルを使用して右手と左手を役割分担しながら弾く必要があります。53~54小節目の細かい音符は拍子を無視して弾きます。