ブラームスがピアノ連弾用に作曲した作品集で、正式名称は『4手のためのワルツ集(または16のワルツ)』です。1865年に出版され、尊敬する友人であったエドゥアルト・ハンスリックに献呈されました。楽譜の売上が予想に反して好調であったことから、ブラームス自身がピアノ独奏用に編曲もしています。中でも第15番が最も有名であり、明るく親しみやすいメロディーが人気で演奏される機会の多い曲です。
楽譜はブラームス自身の編曲によるピアノ独奏版です。短い曲で一見簡単そうに見えますが、演奏は意外と難しいです。右手は最大5つの和音が使われ、14小節目などは親指で2つの音を押さえないと弾けません。左手も最大10度の和音が出てきますので、楽譜の指示通りアルペジオでばらして弾く必要があります。最後の3連符もかなり難しいでしょう。
楽譜はブラームス自身の編曲によるピアノ独奏版です。短い曲で一見簡単そうに見えますが、演奏は意外と難しいです。右手は最大5つの和音が使われ、14小節目などは親指で2つの音を押さえないと弾けません。左手も最大10度の和音が出てきますので、楽譜の指示通りアルペジオでばらして弾く必要があります。最後の3連符もかなり難しいでしょう。