「春が来た 春が来た どこに来た~」で始まる文部省唱歌です。「故郷」や「朧月夜」など数々の唱歌で知られる高野辰之と岡野貞一のコンビによる作品で、1910年(明治43年)発行の『尋常小学読本唱歌』にて発表されました。春が来た、花が咲く、鳥が鳴くというシンプルな歌詞の繰り返しに加え、メロディーとコード進行もきわめてシンプルで、待ち焦がれた春の喜びを素直に表現しています。