19世紀後半、ロシア帝政末期に起こったデカブリストの乱に加わって捕らえられ、流刑になった人物を歌ったものと言われています。歌詞に出てくる「ザバイカル」とはバイカル湖東部の地方を指します。作詞作曲ともに不詳で、ロシア民謡として歌い継がれています。歌詞の内容は悲劇的なものですが、ロシア民謡には珍しくシベリアの大地を想像させるような雄大で明るい曲調が印象的です。
楽譜はピアノソロ用にアレンジしましたが、歌の伴奏にも使えると思います。巻末にロシア語の原詩を付けました。
楽譜はピアノソロ用にアレンジしましたが、歌の伴奏にも使えると思います。巻末にロシア語の原詩を付けました。