『ペール・ギュント』はノルウェーの作曲家グリーグによる代表作品です。もともとは1876年に初演されたヘンリック・イプセンの戯曲『ペール・ギュント』のために作曲された劇伴音楽でした。後にその中から8曲を選び、管弦楽組曲に編曲されて第1組曲と第2組曲が発表されています。『ソルヴェイグの歌』は第2組曲の第4曲に当たります。ソルヴェイグとは、主人公ペール・ギュントが村の結婚式で出会った少女の名前です。とても物悲しい旋律が心に響きます。